国立公園内のMTB運用について

長野県方面発のネット記事に興味深い内容がありました。
『国立公園内でのMTBアドベンチャー』
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国立公園内にある白馬岳でのハイクアップMTB活動です。
山岳地帯でのチャリ活動は、当方の活動内容に通じるものがありました。

何故苦労してまでこんなところにまで持って行って乗らなければならないのか?
多くのサイクリストには無意味で無関心な事かも知れませんが、
山には非日常の特別なモノがあり、そこに行く為に多くの登山愛好家が居て、
そんな特別な場所に好きなアイテムと共に行く高揚感が堪らなく良いのです。
そこで乗れてしまったらもうサイコーな気分の極みなのです。
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それで、今回この記事の何に興味を持ったかというと、
国立公園内でのMTB運用についてです。

北海道ではスノーモービルが植生や環境を荒らすということで「スノーモービル等禁止区域」というものがあり、
自動車、オートバイ、馬など挙げられる中に自転車も中に含められています。
この条例の主旨は自然環境、植生の保護が目的です。
しかし、北海道の条例にも特例として許可を得て林業に従事する場合と、道路から逸脱しないことと書かれています。
この道路に対する解釈は登山道にも当て嵌まるのかという疑問が残ります。
車が通れなければ道路じゃない! という意見もあるかと思いますが、
この日本には車が通れない1級国道も存在します。
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なので、登山道は道路なのかという事はあくまで曖昧な記述の法の解釈の範疇で、
黒に限りなく近いグレーでした。

しかし、今回の記事ではその国立公園内でMTB活動が同じ国土内ながら正式に省庁から許可されたという事です。
長野県での例ですが同じ国立公園でも地域対応に差が見られるのだと驚きました。

ここで述べられる国立公園内でのMTBの利用について環境省と林野庁の見解では、

・既設登山道を損傷させない
・植生への影響を与えない
・他の登山者への安全を配慮する事
・登山道外への乗り入れ禁止

最低限の決まり事ですがこれらをきちんと踏まえた上での利用が認められました。

景色に秀でた地域は保全化されて大概国立公園になっていますので、
これが我が北海道に適用になれば、
色々な素晴らしいロケーションの中でMTBを正式に運用できるかもしれないという可能性が広がります。
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例えば広大な大雪山系のカムイミンタラの大地で乗る事も出来るのかも知れない…。
ハイカーとして自分がトムラウシに赴いた時にはダラダラと平坦で長い移動に、
『MTBがあれば楽で楽しいのに…』と感じたものでした。
どこかで目にした記述ですが、
『ハイカーにつまらない地形はMTBには適している』様な事が書かれていました。
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環境に影響を与える程の人間がMTBで山に入る様になる懸念はありますが、
現時点で、そんな酔狂な事をするMTB乗りは年間に10数名程度なら殆ど影響はありません。
逆に数千人、数万人のハイカーの利用の方が影響を与えている事を理解して欲しい。
登山道なんて利用しないとあっという間に廃道化していきます。
そうならないのは人間が影響を及ぼしているから。
決してハイカーが正義でもなんでもありません。
あくまで、その自然に踏み入るルートを決めたに過ぎません。
その道をちょっとシェアさせて貰いたいだけなのです。

自分があと何年こんなアドベンチャーまがいの事をやれるか分かりませんが、
あの時やっておきたかったと後悔しない程度に味わいたいと思います。
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最後にリンクを貼っておきます。





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by CLUBJAZZY | 2017-03-25 11:18 | 自転車雑記 | Comments(0)

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