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10速用のビックコグ揃う

発注していた最後の2枚のビックコグ(カセットスプロケット用42Tギア)が届いて揃い踏み。 

ビックコグに拘るのは、

お山活動の機会が多いので登り返し等での優位性の向上です。

最近のMTB業界ではフロントシングル運用が増え、

本家 SRAM では1×11速で、ギア比はフロント30T程度に11~42Tの組み合わせが浸透。

ビックコグを色々買い漁る当方の姿に『素直に11速化したら?』と勧められますが、

11速に踏み切らないのは訳があります。

①11速化するにはかなりの費用が必要

 ハブは11速は専用だからホイルを組み換え、スプロケだけで5万円以上するし、シフターもリアDの交換も必要。

 これをうちの手持ちに全て施すとなるととんでもない金額になります。

 その為、現行10速ギアに42Tをリーズナブルに導入、装着できる為のビックコグですから。。。


②更なるワイドギア比
 
 1×11速は42Tギアを以ってしても36Tギア仕様の2×10速のギアレンジをまかなえていません。

 フロントシングル11速仕様はチェーンリングは28Tや30Tで、2速仕様は36Tと22Tが標準。

 そこにフロント2速のまま42Tを導入したら22T×42Tという、

 クランク2周でタイヤが1回転という夢のようなローギアが実現する訳です。

 だからといってフロントシングルなのに22Tにしてしまうと今度は速度が出せません。

 本家SRAMは軽量化とフロントシフターのメカトラ防止と引き換えに導入した

 狭いギア比というネガな面を補うために、まだ11速すら浸透していないのに、

 次期1×12速50Tのコンセプトを発表。

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 更なる高額化が容易に予想されます。


③SRAMはフロントシフターが苦手

 シマノのフロントシフターは優秀で変速機能が秀逸で、

 SRAMはフロントシフターの技術がシマノに及ばない故にフロントシフターを使用しない規格を導入したと聞きます。

 それでも軽量化、速さに拘る人たちの支持を受けて浸透しつつあります。

 速さを求める人は速度の落ちるローギアを搭載するよりも、

 軽い車体を重めのギアで減速しないように漕ぐ方を求めるので。

 各社拡販の為にあれやこれやと乱立させる新規格。

 何が本流になるのか判断が難しい新規格戦国時代、

 選んだ規格が没落するのも悔しい。

 
 まあ、海外ブランドが苦手とする技術を優秀なジャパンブランドが一歩秀でているなら、

 無理に外すいわれは無いかと。

 周りに流されない考えを持つのも大事だと思う。



そこで集めているビッグコグなのですが、

届いたラスト2枚はFORMOSAとWOLF TOOTH。 

FORMOSAは旧タイプの頑丈そうなデザインのヤツをネットで見つけて発注したのに実際に届いたのは別のデザインの板。

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(上が欲しかったデザインしかし届いたのは下のヤツ…)
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隙間が大きく強度に不安があるデザインだなぁ~┐('~`;)┌

問い合わせしたらこのデザインに切り替わり旧タイプはもう無いとの事で画像の差し替えを忘れていた模様。

曲がったら対応宜しくということで使用してみます。

もう1点はWOLF TOOTHこちらも2種類デザインがありお店で丈夫そうな方を選びました。(右側)

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特徴のあるメーカーを揃えてみたので、

飾って置くだけでも雪の結晶よろしく綺麗に見えます。 

現時点での入手コグ
① FOURIERS 42T × 全て返品
② e-thirteen  42T
③ MSC 42T
④ hope 40T
⑤ absolute BLACK 40T
⑥ FIREEYE 42T ×2枚
⑦ FORMOSA 42T
⑧ WOLF TOOTH 42T

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さて、これからは強度インプレ始まります。 

次はどのメーカーが脱落するのでしょう…w





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by CLUBJAZZY | 2016-03-07 05:06 | カスタム日記

FatBikeに憑りつかれた哀れな人生の記録


by CLUBJAZZY