45NRTH DILLIGER のピン抜け補修
2013年 10月 18日
Fat Bike 用のスパイクタイヤ 45NRTH DILLIGER ですが、
昨年購入し、1シーズン使用しましたが、
フロントに装着していたタイヤに3箇所のピン抜けが発生。 リアは無傷。
タイヤのコンパウンドが軟く、しかもピンを支えるブロックが小さめの為、
ブロックのよれに耐えられずにピンが抜けたのではと察します。
待望のFat用のスパイクタイヤだったのに耐久性が著しく低いのではないだろうかと感じておりました。
別にそんなにこじった走り方をした覚えもありません。
昔、エンドモーフタイヤしかない時にPugslyのタイヤが台湾のInnova製で使用には精度等にある程度妥協が必要という話があったのを思い出し、
鳴り物入りでデビューしたメーカーの初物に飛びついたが故の初期不良。
後に抜けずらく進化していくのね…と諦め。
でも、このメーカーはスタッドなしの製品も出しているので、別売りの補修スタッドが手に入りました。
店舗スタッフが言うにはゴム糊を塗って嵌め込むと、
挿入時の潤滑の役目と乾くと固定の役目を果たすとの事で早速作業を試してみました。
専用工具がセットになった物もありましたが、ゴム糊潤滑があればプライヤーやペンチ等で充分との事。
挿入時タイヤのブロックが柔らかくて簡単に変形するのでスルッと挿入でき、
3本補修するのに5分位しか掛かりませんでした。
この軟さが抜けやすくも、嵌めやすくもするといった感じ。
あとははみ出した糊を拭って終了ですが、
今回は補修部の耐久性を後に検証する際に分り易くする為に糊はそのままにしました。
タイヤ自身の性格はというと、
まだ、FatBikeに乗る前に26インチMTBでボルトやナットを用いて自作のスパイクタイヤを作製していましたが、
その時に、走行時にいちばん地面と接するセンターにピンを配すると抵抗になったりピンに負担が掛かったりするので、
ヒヤッとする横滑り対策にサイドには多めに配するが、センターは極力減らすという考えでした。
このDILLIGERはまさしくこの考えと合致するものがありました。
Fatはエアー圧を低圧に出来る事が本命ながら、
スパイクタイヤに関して言えばタイヤの変形が大きすぎて抜けを助長するのではと思います。
なのである程度の空気圧は必要なようです。
さて、今シーズンは何本抜けるかな~。
by CLUBJAZZY
| 2013-10-18 23:08