ウヨロ川フットパス & 萩の里公園  (動画有)

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水温が高くて不漁、遡上しなかったサケ達が遡上を始めたとの情報を受け、

その姿を見ながらトレイルライドが出来る白老のウヨロ川フットパスと、萩の里公園に現地調査に行きました。

本日は気圧の谷間で天気予報では雨マークが有るchと無いchがある微妙な天気のようです。

白老の萩の里自然公園に向けて車を走らせ、そこの駐車場で本日の相棒Pugを降ろします。

本日のコース取りも萩の里自然公園のトレイルを通ってウヨロ川フットパスへ。

萩の里公園は尾根道が特徴的なトレイルで、

尾根に上がるまで、処によっては押上げを強いられますが、

一度上がってしまえば、小刻みなアップダウンとそこそこ密度のある木々をかわしながら楽しめるコースです。

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一部ホクレンが敷地を解放しているようですが、

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地主や放牧地が囲いを設けて人の往来を規制する事に対して異を唱え、

人の往来の自由を尊重するフットパスの倫理に基づいた感心するステキな行為だと思います。

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公園の奥にはウヨロ川が流れていますので、

そこからウヨロ川フットパスへ繋げていくと一連の流れとしてトレイルライドが魅力的なモノになります。

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公園に面した川には魚影がそんなにありませんでしたが、

そこから更に上流に向い、馬の終の棲家のオーシャンファームから始まるフットパスからの魚影は結構濃いです。

オーシャンファームの馬達は人慣れしていますので暫し触れ合うのもありかと。

ウヨロ川上流で見たサケはもう傷だらけで、鱗が剥がれて白い肌を露出させている個体も少なくなく、

岸に近いところには役目を終えたであろう多数の骸が見受けられます。

種の保存の為に自己を犠牲にしてボロボロになって健気に上流を目指し、

子孫を残す為に最後の力を振り絞り、そして力尽きて行く姿を見ていると色々考えさせられるものがあります。

役目を終えれば子を見ぬまま死んでいく…。 

なんでそこまで苦しんで上流を目指すのか、そこそこの下流で満足する個体もいれば、

こんな所まで入り込んでたのかと感心する源流のような浅い支流に姿を半分露出させながらもまだ昇って行く…。

そんな姿を見ていると、シンプルに生きる彼らに我々人間は何をもって満足なのか、人生や、人間とは、社会生活についてと何かと考えさせられるものがあり、

ただ眺めているだけでも儚いものを見ているように不思議と穏やかな気持ちになります。

自転車に乗ってこんな気分になる事など普段では殆んど無いので貴重な体験でした。

陸上からカメラで水中の魚を撮影するなら偏光レンズが必要らしいのですが、

そんなもん持ってないので、CONTOURを直接水中に突っ込んでみました。

魚達は警戒心が強く近づいてくれませんのでアップがなかなか撮れませんでしたが、

タイミングよく入水させた時にはその姿を画像に捉える事ができました。

そうこうしていると、ポツポツと雨粒が落ちてきて、間も無くどしゃ降りな雨に降られました。

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空を見上げると、雨を降らせている雲はそんなに大きくなかったので、

通り過ぎるまで川岸の木陰に入って雨宿り。

程なく雨が上がり、木々のお陰で殆んど濡れること無く、木陰のありがたみに感謝。

賑やかな川から離れると牧草地になりますが、牛が放牧されていました。

黒毛和牛ですが、あれっ?柵が無い…。

自分は川で隔てられた放牧地の中にいるようです。

確かに有刺鉄線を越えて来ましたが、それはコースの案内指示通りの行為です。

向こうも警戒しているので一定の距離以上は近寄っては来ませんでしたが、

ツノを切り落としているとはいえ、熊より大きい巨体が複数こっちをじっと見ておりお互いに緊張が走ります。

いやーびっくりです。 襲われた人はいないのでしょうか?

放牧地の出口側の有刺鉄線はなんと支柱が折れてそのまま歩いて通り抜ける事が出来ました。

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果して牛は逃げないの?

そこから少しだけ工事車輌の往来する作業道を行きます。

脇の川沿いには藪に覆われそうな小道も複数見え隠れしていますが、

この辺はモロに熊が出没する場所ですので、むやみに入ると鉢合わせの可能性がありそうです。

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現在の川は冬眠前に栄養を補うのに適した動物性タンパク質の宝庫ですから…。

トラストの森へ向う小道が現れたら作業道とお別れです。

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トラストというNPO法人がこの一帯の森を買い取り自然保護と、子供達を対象に自然教室を行っているようです。

フットパスを設けて維持管理しているのもこの団体です。

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小屋や焚き火スペースなどがあり、 管理人が作業をしながら焚き火を焚いていたので少しの間あやかりました。

そこからまた砂利道を行くと白老の採卵場が現れ、

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そこでは、川を堰き止められて行き場の無いサケ達が積み重なっており、

最初の印象はウネウネとちょっと気持ち悪く感じましたが、見慣れてくると必死な姿が印象的でした。

案内表示に従って更に進み、

馬(オーシャンファーム)と牛の牧草地の境界線の小川(イレスナイ川)に沿って牧草地内を通って萩の里公園方面に戻りました。

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このコースはMTBで見て周るには魅力的なコースです。

あっちは何だ? こっちはどうだ? とうろうろしているとあっという間に時間が経ちました。

萩の里公園に戻った時にはすっかり日が落ちて、

鬱蒼とした公園内では更に暗さが際立ち、倒木に引っ掛かっての前転の恐怖に怯えながら駐車場に戻りました。

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そんなに倒木怖かったら明るい道路通ればいいだろうと思いながらも、

ついつい最後までトレイルに入り込んじゃうのでした。


♪ ERIC CLAPTON
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Commented by 4713 at 2012-10-06 20:25 x
とても神秘的な感じのツーリングですね。
Commented by CLUBJAZZY at 2012-10-07 17:24
ここでFCCライド案内申し上げたいと思っておりますが、
ちょっと遠いのが…。 札幌から約90kmくらいありますからどうしたものかと…。
Commented by 4713 at 2012-10-07 20:53 x
明日行ってきます!
Commented at 2012-10-07 21:50
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by CLUBJAZZY at 2012-10-08 09:02
to.4713様
おおっ! ついでにポロトの森にも立ち寄られては…。
ってもう行かれた後ですね。後程感想聞かせて下さいね。
Commented by 4713 at 2012-10-08 21:38 x
無数の生命が本能の声に導かれ遡上する様。
仕事を終えて命果てた骸が岸辺に打ち上げられたり、川底に沈む様子。
言葉に表すことが出来ない感情に包まれました。
来春には新しい生命が海を目指すのですね。

いつになく神妙な気持ちになってしまいました。

さて、川沿いでは走っている時間より、川面を眺めている時間の方が長かったのですが、萩の里自然公園は手軽にシングルトレイルを楽しめましたし、フットパスはノンビリライドに良いところでした。
素敵なコースを紹介いただき有難うごいました。

ところどころ、CLUBJAZZYさんのものと思われるFATなタイヤ跡も見つけましたよ。
Commented by CLUBJAZZY at 2012-10-09 08:02
萩の里公園が隣接しているお陰でどれくらいトレイルを走行するかで運動量の質を調節できるのがいいですよね。 今度は隣のポロトの森まで足を伸ばしてみて下さい。 またお役に立てるトレイル情報を提供できる様に徘徊します。  
by CLUBJAZZY | 2012-10-06 01:59 | Comments(7)

FatBikeに憑りつかれた哀れな人生の記録


by CLUBJAZZY